子供の人数が多いと離婚を躊躇してしまう…という話をよく聞きます。
確かに子供の人数が多くなるとママの体力と経済面の負担は子供の数に比例して大きくなります。
ですが、それで離婚を我慢する…というのは、それは本当に自分のため、子供のためになることでしょうか?
今回は3人の子供を連れて離婚したFelizメンバーのぴいこさんにお話を聞きました!
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
・自己紹介
小学5年生・3年生・年長さんの3人の子どもがいるシングルマザー歴4年のぴいこです。
普段は福祉関係の仕事をしていてパート勤務です。
上の二人はお留守番ができるようになったりとだんだんと手も離れてきましたが、難しい年頃に入ってきたので毎日悩みながらの子育てです。
でも毎日3人の子どもたちと賑やかな生活を送っています。
・離婚理由
夫から「離婚したい」と言われたのが最初のきっかけです。私は夫のことがずっと大好きで、3人の子どもたちに恵まれたときも夫婦で一緒に喜んだ日々も覚えています。
家事も子育ても協力的で仕事もとてもできる夫が自慢で、幸せな家族だと思っていました。
だけど夫へ依存するあまり言いたいことが言えなくなったり、どれだけ話し合っても理解し合えない・どうしても納得できない。
だけどそれ以上言ってしまうと全てが壊れてしまいそうで、どんどん夫婦関係がおかしくなってそれがとても苦しかったです。
毎日が不安で子どもの前でも涙を流して不安にさせてしまっていました。
最終的には子どもたちを巻き込むような激しい喧嘩や、別居などを経て離婚を決めました。
・離婚の種類
協議離婚でしたが、二人での話し合いは困難でした。
無理な要求だったり冷静になれずに責められたりと途方にくれていたときに、夫側の夫が信頼している親族の方がたまたま連絡が入り、事情を話すと第三者として話し合いに同席してくれることになりそこから話し合いがスムーズに進むようになりました。
こちらの希望を多く呑んでくれたので弁護士なども雇っていません。
その方がいなければ協議離婚も難しかったと思うし、弁護士などもつけたりと大変だったと思うのでずっと感謝しています。
・離婚を悩んだ期間
夫から離婚を告げられてからは約半年経たずに離婚届を提出しました。
夫婦関係のおかしさに気づきながらも、離婚を決断できなかった私なので「離婚したい」と言う言葉を受け入れられずに、最初はどうにか再構築できないかそればかり考えていましたが、離婚すると決めてから、離婚届を提出するまではとても早かったです。
・元旦那さんについて
とっても頭のいい人で、元夫が話すとなぜか納得してしまうしそれを嫌味のないように話してくれるので周りからの信頼がすごく厚い人でした。
私は元夫と10歳近く歳も離れていたので「夫の言う通りにすれば間違いない」というような感覚も持っていたのかもしれないです。
家事も育児にもすごく協力的で、子どもたちが学校のあいだに、夫婦の休みが合う日は必ず一緒に行動したり、ランチにもよく行っていて、普通の仲のいい夫婦だとずっと思ってきました。
でもだんだんと話し合いをしても理解できないことやすれ違いや違和感が少しずつ大きくなって、それを私も見て見ぬふりをしていたと思います。
気づいたときには埋められないほど大きくなっていました。
・子育てで困ったこと
今まさに思春期や反抗期といった難しい年頃になってきているなと感じています。
子ども自身が乗り越えないといけない壁をみていると、私はアドバイスしかできないけど、私だけの視点だけではなくて、同じ「この子の親」という目線でどう思うか?夫婦だったら話し合えるんだろうなぁとふと思うときはあります。
周りの意見やアドバイスもすごくありがたいけれど、やっぱり最終的にこの子達の大人になるまでの人生の責任は親である私なので、それをひとりで背負うプレッシャーは子どもの成長とともに感じるようになりました。
だけど子どもを信じて、一緒にできることから進んでいくしかない。子供の力を信じようと思います!
・離婚して良かったこと、困ったこと
(良かったこと)
・なによりも家にいることが安心できるというところ!
・子どもたちが気を遣わずに家でワイワイとできるところ!
・結婚生活の最後はいつも不安で、家に帰ることも少し怖くて、辛かった時間から解放されたこと!
(困ったこと)
・力仕事!虫退治!
・子どものことで、どうしようもなく悩んだとき
・ひとり親向けの制度についてこんなものがあったらな
ひとり親向けの雇用や、孤独の解消。
子どもたちの進学等も収入による差異がないようなどんな家庭の子どもでも平等に教育を受けられるような仕組みが欲しいと思います!
・ひとり親、予備軍にむけてのメッセージ
いつもありがとうございます!
Instagramで発信を始めて1年弱‥多くの方からのメッセージが本当に嬉しくて私自身の支えにもなっています。
私は離婚するとき、離婚してと言われたとき、本当に辛くて、いっそのこと人生を辞めてしまえば楽になれるって本気で思った過去があります。
シングルマザーになること、まして3人をひとりで育てることは本当に不安で怖かったです。
だけどそれ以上に毎日が不安で、子どもたちを不穏な環境で育てること、子どもたちの純粋な真っ白な心を不安でいっぱいにさせることがなによりも怖かったです。
だから絶対に3人を幸せにしたいと思って今シングルマザーになって4年が経ちました。
未だに探り探りの子育てだけど、子どもたちに全力で向き合えている今がすごく大切です。
そして今felizのメンバーとして活動しながら同じシングルマザーや予備軍の方と一緒に、ひとり親だからこそ楽しく笑顔で。孤独を感じないように。支え合って生きていく。少しでもお手伝いができれば幸いです!!
ありがとうございました!
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